「光コラボ」「光コラボ」ってたくさんいうけどさ。それってなんなの?
細かい説明をしてなかったね。今回は「光コラボ」とは何なのか、フレッツ光との違いについても簡単に説明していこうか!
できるだけ「短く」「わかりやすく」お願いね?
は、はい。。。いつも説明に熱が入りすぎて、長文になっちゃうもんね。。。苦笑
いいから答えだけ教えて!というせっかちさんはコチラをクリックしてくださいね。
フレッツ光
NTT東日本・NTT西日本(以下、記事中ではNTT東西とします。)が2008年よりスタートした、光ファイバー網を使ったブロードバンドインターネットサービスの名称が「フレッツ光」です。
NTT東日本においてはフレッツ光ライト、フレッツ 光ネクストおよびBフレッツを総称して、NTT西日本においては同社により提供される光ブロードバンド回線サービスを、「フレッツ光」と呼ぶ[5][6]。光ファイバー(光ケーブル)の引き込み方法により数タイプある。公称速度はユーザ端末側で最大1Gbps。多くのサービス品目では、アクセス回線の帯域を他の複数の契約ユーザと共有する。
2014年3月14日の総務省の発表[7]によれば2013年末の段階で、フレッツ光によるFTTHの契約件数は日本国内のFTTHの契約件数2,502万件のうち71.4%のシェアがある。FTTHのNTTによる寡占化が問題視されているものの、実際にはNTT西日本営業地域[注 3]では、30府県中2県でNTT西日本のシェアが50%を下回っており、滋賀県に至っては電力系事業者のケイ・オプティコム(関西電力系)の後塵を拝している。2016年前後になると、スマートフォンそのものの伸長、モバイルWiMAXなどの無線系通信サービスの伸長、競合FTTH事業者のサービス拡大により、契約件数が伸び悩んでいる[8]。
なおサービスの名称に【東】【西】と記したものは、それぞれNTT東日本、NTT西日本のサービスエリアだけで提供されていることを示す。特記ない場合は両地域で提供されている。
(Wikipediaより)
それまでの電話ケーブルを使ったインターネット回線とは違い、一気に約50倍の速度を出すことのできるサービスが開始されたんです。
「光回線、凄い」
と、当時はこうなったわけですね。リアルタイムでプレイできるオンラインゲーム、ビデオ通話や、YouTubeをはじめとする動画の視聴サービスなんていう今ではすっかり身近になったサービスは、この速度があって初めて普及していったといっても過言ではないでしょう。
フレッツ光とは、というのはこの辺でいいかとも思います!
[rtoc_mokuji title=”” title_display=”” heading=”h4″ list_h2_type=”” list_h3_type=”” display=”” frame_design=”” animation=””]
「光コラボ」って何?
正式名称は「光コラボレーション事業」といいます。光コラボレーションとは、2015年よりNTT東西が開始した新しいサービスです。
光回線事業はそれまで、NTT東西のほぼ独占事業でしたが、他の民間事業者にも卸売という形で解放されることになったんです。
2020年11月現在、600社以上の事業者が登録されています。
光コラボの特徴
光コラボサービスの特徴ですが、とっても簡単に結論をいってしまうと…
『それまでNTT東西が販売、ユーザーに提供をしてきた光回線を、違う事業者から販売・提供させるサービス』
と、いうものです。
NTT東西から卸売を受けた光回線を違う事業者が提供する、というものなので、使っている光ファイバー網自体は同じものです。
では何が違うのかというと、あくまでも違う事業者のサービスである、というところが強みになっています。原則光コラボの事業者はオリジナルであるNTT東西のフレッツ光と比べた際に
- サービス利用料金は安く
- 魅力的な独自サービスを追加
- 事業者自体の他サービスとのセット割引
- プロバイダ料金とセットになっている事業者が多い
という点が特徴です。
あくまで大別ではありますが、これらが光コラボの大きな魅力となっているわけですね!
中身はフレッツ光と同じです
フレッツ光から、光コラボへ契約を変更する際に、通信速度が遅くなったりしないの?不安定になってしまわないの?と、心配する方も多いと思います。
しかし、光コラボならその心配も無用です。
先ほどご説明した通り、あくまで別事業者(代理店の様なもの)が仲介するだけで、中身はフレッツ光と全く同じものです。
例えば「Softbank光」の場合、ソフトバンクが独自に回線を持っているようなイメージがありますが、それは間違いです。実際にはソフトバンクはNTTからフレッツ光の回線の卸売りを受け、提携先のプロバイダと合わせて「Softbank光」というブランド名で売っているだけです。
ちなみによく間違われがちなんですが…auひかりは実は光コラボではありません。NTTの光回線をレンタルしているのは同じなのですが、ちょっと仕組みが違います。詳しくはauひかりについて別の記事で取り上げておきますね。
転用なら工事が不要
フレッツ光から光コラボへ契約を換えることを、「転用」と呼びます。
そもそも光コラボは代理店を間に挟んでいるだけで、フレッツ光と使っている設備・仕組みはまったく同じなので、変更をしたい際には手続きをするだけで済みます。物理的なインターネットの開通工事済んでいるわけですから、家に誰かが来て、というステップは不要となります。
もちろん、工事費用もかかりません。
ただし、フレッツ光を利用していても工事費用が発生する場合もあります。フレッツ光は歴史のあるサービスです。古い契約プランの時から使っている方だと、モデムが古い場合があったりするのですが…モデム交換などの簡単な調整は必要な場合があります。
ADSLを使っていたり、他のネット回線を利用している場合は、通常通り工事が必要になります。
大体、転用の際にかかる費用は…事務手数料3,000円前後、微細な工事費用2,000円前後、を合わせた5,000円程度が相場だといえます。
光コラボのメリット
月額料金が安い
光コラボの最大のメリットはやはり月々の料金がお得になる点です。
※契約期間は2年契約、戸建プランの場合
回線利用料金 | プロバイダ料金 | セット割引 | |
フレッツ光 | 5,200円 | 1,000円前後が最も多い | ー |
ドコモ光 | 5,200円 | 込み | スマホ契約 × 最大月額1,000円引 |
Softbank光 | 5,200円 | スマホ契約 × 最大月額1,000円引 | |
OCN光 | 5,100円 | OCNモバイルが最大月額200円引 | |
BB.excite光 | 4,360円 | 無し |
いくつか利用者数の多い、代表的な光コラボを例に挙げてみましたが…フレッツ光とはかなり大きな違いですよね。年間に直すと20,000円以上の違いが出てきそうです(笑)
これが光コラボの最大の魅力だと思います。
光コラボのメリット②
キャンペーン・キャッシュバック特典が大きい
光コラボでは、様々なキャンペーンが受けられます。
本当に分かりやすいものでは、光コラボの契約をすると、数千円~数万円のキャッシュバックや商品券を受け取れます。フレッツ光からの変更の際にプロバイダ違約金などが発生してしまう場合もありますが、数万円のキャッシュバックを受け取れるので、実質負担なしで乗り換えができます。
また、光コラボでは、独自で工事費の割引キャンペーンを実施しているプランも多いです。
新しく光インターネットを開通する際には、高額の工事費用が必要です。早いネットが欲しいけれど、費用がかかるから足踏みしているという人も多いと思います。工事費用を実質無料となるキャンペーンも多く、光コラボへの乗り換えがしやすい環境が整っています。
キャンペーン等を利用する際の注意
ただし!!ここが重要です。
お得なキャンペーンやキャッシュバックが多く、月額も安い光コラボですが、キャンペーンを目当てに申し込みをしてしまうと…
- 「転用」「新規申し込み」「事業者変更」の手続きごとにキャッシュバック金額が違う場合が多い
- キャッシュバックを受け取る条件として申し込みを強制されるオプションがある
- キャッシュバックの受け取り可能期間が、申し込みから6か月後~だったり、受け取ることができる期間に制限がかなり狭い
- 工事費用の割引キャンペーンが3年間~5年間継続契約をした場合に実質無料
という場合が非常に多いので、ここだけは申し込みをする際のキャンペーンをよく読んで利用するようにしましょう。
せっかくお得にしたかったのに…結果的に損をしてしまう、なんて事だけは嫌ですよね。
キャッシュバックの注意点については、お問い合わせが非常に多いため個別に記事にしてあります。
まとめ
- 光コラボとフレッツ光は、中身は同じものだから安心
- 多くの光コラボは、月額やセット割引で、フレッツ光よりお得に利用できる
- キャンペーン等を上手に利用すればさらにお得
- 転用手続きの際には、工事も不要でお手軽
基本的には、フレッツ光よりコラボ光の方がお得ということですね。キャンペーンの利用条件に注意すれば、大きな家計の助けになる金額差だと思います。